新進気鋭のペダル・ビルダー “堀野哲朗 (Chocolate Electronics)” とモントルーのコラボレーション・モデルが遂に完成。1970年台初期の銘機を基本としながらも、現代的な機能を装備。そのサウンド、プレイアビリティは他の追従を許しません。シャーシは、J.Landgraf、Bob Burt等のペダルアートで著名なArlon Princeによるものです。詳しくは、それぞれの解説を御覧ください。Handbuilt in Japan.(注)ハンドペイントのため、色、柄は個体によって異なります。予めご了承下さい。
■Killer Boost■
ゲルマニウム・トランジスターが搭載された英国のダラスのレンジ・マスターの音色を温度安定性の高いシリコン・トランジスタを使用し再現しました。ブライトな高域とタイトな低域、クラシックロックに最適なトーンのトレブルブースターです。ギターの直後に接続することで、ギター側の手元のボリューム操作に応じて、すっきりと切れの良いクリーンからナチュラルなクランチサウンドまで歪みを自在にコントロール可能です。
(モントルーの呟き)
Brian Mayも中期からはシリコンのトレブル・ブースターを使用していたのこと。安定性を追求してこの仕様に落ち着きました。
(製作者の一言)
温度安定性の高いシリコン・トランジスタを使用し、ゲルマニウム・トランジスタを使用したオリジナルのレンジ・マスターの音色を再現するよう、ゲルマとシリコンの特性の違いを埋めるような形で各抵抗値を調整しました。Bカーブのポテンショメータを使用し、歪み量を調整しやすくしております。
■Breakdown Fuzz■
Jimmy Pageが初期に使用していたRotosoundのFuzzをベースにバイアス調整し、ブチブチとしたゲートの効きを抑えしっかりとした飽和感のある出音を出力するようバランスをとりました。ゲルマニウム・トランジスタにはAC128を使用しながら、気温の低い冬でも比較的安定したサウンドを出力します。ギター側の手元のボリューム操作で歪みの量をコントロールしやすく、過激な音色ながら不思議といつまでも弾いていたくなる心地よい音色が特徴のファズペダルです。
(モントルーの呟き)
ZEPのBBC Liveでのサウンドをピンポイントで狙いました。最終的に汎用性の高いものとなりましたが、その尖った存在は秀逸です。
(製作者の一言)
Tone Bender Mk.3の回路とRotosound Fuzzの音色に敬意を表しつつ、ブチブチとしたゲートの効きを若干抑え、しっかりとした飽和感のある音色になるようトランジスタの動作点を変更しました。同時にこの変更は寒い冬でも比較的安定して動作する方向に機能しています。その他、出力段の抵抗値を変更し音色を微調整しました。
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